皮膚の働き
皮膚の美しさを保つには
働きが正常であることで、皮膚は美しさが保てます。 お肌の基本です。どれかがうまく働かず、肌荒れが起きています。
保護作用
①機械的障害(物理的刺激)…ケラチン・真皮の結合線維・皮下脂肪
②科学的障害…皮脂膜による中和能
③細菌…皮脂膜(ph4.5~6.5)
④病原菌…免疫機能
⑤光線…ケラチン・ケラトヒアリン顆粒 メラニン色素
⑥外用薬・化粧品…バリアゾーン・皮膚の好選性
アレルギー反応(発赤・発疹・発痒)
感覚作用…皮膚の五感
温覚・冷覚・痛覚(痒覚)・圧覚・触覚
分泌排泄作用…汗・皮脂
皮膚から分泌される汗や皮脂は、体内にとっては排泄作用である。
体温調節機能
暑いとき…毛孔が開く、皮脂や汗の分泌・血管拡張
寒いとき…起毛筋の収縮・血管の収縮
ビタミンDの形成作用
皮脂中のプロビタミンDが紫外線により皮膚表面でビタミンDに変化→経皮吸収
ビタミンD…新陳代謝促進・Caの吸収を助長・皮膚の抵抗力・殺菌作用
呼吸作用…肺呼吸の1/180の量
皮膚呼吸CO2を排泄
吸収作用(経皮吸収)
①経毛孔性(約80%)
②経汗腺性
③経表皮性