肥満体型の分類
【フランスの理学療養での分類】
女性型肥満(ジノイド)
・タイプ・・・太もも型
・脂肪層・・・下半身中心(太ももに全体の50%)
・原因・・・・新陳代謝の低下、遺伝、ホルモンのアンバランス
男性型肥満(アンドロイド)
・タイプ・・・体幹型
・脂肪層・・・上半身中心(太もも20%・胴体50%)
・原因・・・・食生活、ストレス
ミックス型(バランセイド)
・タイプ・・・混合型
・脂肪層・・・全体
・原因・・・・上記の混合
*男性型肥満は、腹腔内にたまりやすく、生活習慣病(成人病)の原因となりやすい
【フランスのタラソテラピーでの分類】
・上半身肥満型・・・過食・体重過多 → カロリー計算が必要
・下半身肥満型・・・代謝不良 → 甲状腺ホルモン
・体幹型肥満型・・・ストレス → リラクゼーション必要
・ジョッパーパンツ型・・・太もも+内ひざ → 背骨に問題
【日本での一般的な分類】
①脂肪太り
・ポチャポチャと全体的に丸みがあり柔らかい
・見かけの割に体重が軽い。甘いもの・炭水化物が好き
・筋肉をつけることが必要。ビタミン、ミネラルが必須。
・結果は比較的早いが戻りやすい
②かた太り
・過去運動していたが現在やめた人に多い
・筋肉をつけたところにそのまま水分・脂肪・老廃物が滞っている
・固く張っているような太り方
・まず組織を柔らかくすることが必要。ホームケア必須
・結果が出るまで期間を要する
③水太り
・水分代謝が悪く陰性で冷え性でむくみやすく生理不順気味
・体重の変動が激しい
・体温上昇して基礎代謝を上げること。蛋白質摂取は必須
④中年太り
・全体的に姿勢が悪く前かがみになり、全体に下垂し、たるみを伴う
・首の後ろや二の腕・背中・下腹部に脂肪がつき、皮膚は血管が浮く
・日常の運動を習慣づけ成長ホルモンの分泌を促す
・糖質の摂取を抑えて栄養のバランスを考慮。
⑤隠れ肥満
・見かけの割に脂肪率が多い
・繰り返されるダイエットによってなケースもある
・代謝が悪く体力もない。ホルモンのバランスを崩しやすい
・年齢の割に老化が進む可能性もある
・基礎体力作りが必須で筋肉運動を日常取り入れること。