神経系
神経系
人間をはじめあらゆる動物は、感覚器によって情報を受け入れ、これを処理按配して筋肉や分泌腺へ運動や分泌の指令を送り出して、生命の維持や本能行動や適応行動、創造行為を営んでいる。
この処理按配の働きを統合作用といい、これを受け持つものが、脳を中心にした神経系である
人間では、最も高級な統合作用が大脳に集中しており、私たちはこれを精神活動として、体験している。
したがって大脳は、私たちの精神の座であり、その仕組みを研究するのが大脳生理学です
新皮質(大脳新皮質)
『知性の座』 顕在意識 人間脳
知覚、思考、意思、判断、感性、社会的欲求
発達 準備…3歳 発達…7歳 完了…15歳
旧皮質(大脳辺縁系)
『本能の座』 潜在意識 動物脳
食欲、性欲、睡眠、集団の欲求、情動、快、不快、
記憶(幼児体験)、生理的欲求
古皮質(脳幹)
『生命の座』 無意識 植物脳
心臓、呼吸、分泌(生命の維持)