神経細胞(ニューロン)
神経細胞は、出生時に約140億個存在
代謝することのない=生まれ変わらない細胞です。
神経細胞は、たくさんの突起をもつ細胞で、そのうち2本の長い突起は、軸索と呼ばれ、別の細胞と接続している。
その突起は樹状突起と呼ばれている
軸索が他の神経細胞と接続する部分をシナップスという。
普通1個の神経細胞に5.000から10.000個のシナップスがある。
つまり1個の神経細胞に5.000から10.000個の別の神経細胞と連絡を待っているということである。
神経細胞体と多数の樹状突起、それに軸索(神経線維)とで、1個の神経細胞が構成されている。
問題は数ではない。ネットワークの質。
神経細胞は分裂しないので、誕生以来減る一方である。
成長期では神経細胞の数は減るが、新しい環境がもたらす刺激と学習によりシナプスの数は増える。
そこから必要なシナプスのネットワークを絞り込み、高度な知性が出来上がる。