体脂肪が高くなる原因ー過食の原因②ー
ストレスによる様々な反応が食べ過ぎに
ストレスが食欲中枢を刺激し、満腹でも食べたくなります。
私たちが受けるストレスも大脳新皮質、大脳旧皮質、視床下部のネットワークが処理しています。食欲と同じ場所です!
ストレスを感じると、情報を処理し、正常な働きをするために必要な行動や反応を起こします。
ところが処理能力以上の過剰なストレスが入ってくると大脳皮質のコントロールが乱れます
数と食欲中枢も乱れてしまい、満腹中枢が刺激され満腹感があっても食欲がおさまらなくなってしまいます。これがやけ食い、大食いにつながってしまいます。
現代では、このようにストレスが食べ過ぎの原因になっていることも非常に多いかもしれません。
糖分をとると神経をしずめる物質が分泌
イライラを感じると、無性に甘いものを食べたくなることがあります
これには、理由があります。
糖分の多い食べ物をとると、脳内にセロトニンが分泌されます。このセロトニンには神経を鎮め安定させる効果があります。『甘いものを食べるとイライラがおさまる』と感じます。なのでイライラするとつい、甘いものを食べたくなってしまいます。
ストレス誘導性過食
ストレスが食欲中枢を乱し、その結果食べ過ぎてしまうことを言います
食べることでストレスを解消しようとします
*逆に摂食中枢が乱され食欲が全くわかないこともあります
月経周期にも関係がある
女性の月経周期は体だけでなく、心にも影響を与えます。排卵後の高温期になるとイライラしやすくなるうえ、食欲が増進します。