体脂肪率が高くなる原因ー過食の原因③ー
高エネルギーの食べ物が好きなことが食べ過ぎに
食べる量が普通でも高エネルギーの食べ物が好きという場合も食べ過ぎになります。
油っぽい食べ物が好きな人は、食べ過ぎになりやすい。
もっとも食べ過ぎにつながりやすいのは、脂肪が多く含まれているものです。
脂肪は、タンパク質や炭水化物と比べて約2倍のエネルギーを持つ栄養素です。
油っこい食べ物が好きな人は、同じ量を食べていてもエネルギーのとりすぎになり、
肥満しやすくなります。
甘い糖質は体脂肪になりやすい
高エネルギーとは言えませんが、甘い糖質(炭水化物)が好きな人も体脂肪が増えやすくなります。
甘い糖質(炭水化物)は大きく分けて3種類あります。
・単糖類(ブドウ糖、果糖)
・2糖類(砂糖、乳糖、麦芽糖)
・多糖類(穀類、イモ類、とうもろこし、栗、バナナなど)
これらは体内に入ると消化されて最終的にはブドウ糖になり腸で吸収されます。
中でも甘味を感じる単糖類や2糖類(単純糖質)は、体の中に入るとでんぷん質と
比べ消化吸収が非常に速やかに行われすぐに血糖値をあげます。インスリンの分泌
を促すのも早く体脂肪を合成しやすくなります。