夜食は体に余分な脂肪を溜め込んでしまうー摂食パターン異常③−
体の生活のリズムは自律神経がコントロールしています
夜遅くに食べる習慣は、余分な脂肪を体に蓄積します。
これは人間のかrだの生活のリズムが関係しています。
生活のリズムは、脳の視床下部をコントロールセンターにして、体の隅々まで行きわったっている
自律神経を介してコントロールしています。
自律神経は、人間の意志に関係なく生命を維持するために自動的に働く神経です。
呼吸や血液の循環、消化、吸収などの生命活動の基本となる内臓の働きを調整しています。
夜眠っているときは栄養素の吸収が高まります
自律神経は活動を高める交感神経と、リラックス時に働く副交感神経の2つに分かれます。
昼間は活動型の交感神経の働きが強まり消化する働きが活発です
一方、夜眠っているときは休息型の副交感神経の働きが腸から吸収されやすくなっていきます。
このため、夜寝る前に食事をしたり夜の食事に1日の半分以上の食事をするような食べ方をすると
脂肪が合成されやすく体にためやすくなります。
睡眠中は基礎代謝量も下がります
実は立っているときよりも横になっているときのほうが、血液の循環が良くなります。
胃腸や肝臓に血液が集まりやすく活動が活発になります。
特に寝る3時間以内に食べてしまうと、消化、吸収が一層高まります。
眠っている間の代謝量は基礎代謝量より約10%も低いです。
なので3時間以上はあけて寝ないと、エネルギーは消費されず、ますます脂肪として
蓄えられてしまいます。
また翌朝に胃がもたれて、朝食を抜いてしまい生活のリズムが乱れていってしまいます。
夜食症候群という言葉があるほど夜食は習慣になりやすいのです。