敏感肌に対するエステテイック

敏感肌について

敏感肌・・・敏感で炎症を起こしやすい状態をいう。

肌質を敏感肌と捉えているお客様は「カブレ」「アトピー」「赤ら顔」の経験を持っている方が多いようです。

実際には『敏感肌』は、きちんとした定義はなく、皮膚の感受性に関しての主観的な表現として用いられる言葉です。(そのため自称敏感肌も存在する)

「一般的な人が影響を感じないような化粧品などの外用剤の使用、あるいは環境条件に過剰に反応する肌」と言えます。

決め手となる肌分析方や計測方法はなく、肌への質問をしたり皮膚表面をよく観察して総合的に判断するしかありません。

また敏感度は日々変動し乾燥度や疲労とも関連します

トリートメントの目的は、保湿と鎮静、そして疲労の回復も兼ねた行程で行います。

敏感肌・・・現実に敏感肌と感じられる症状には下記のものを含んで称される。

・アトピー性皮膚炎    ・接触性皮膚炎(カブレ)

・脂漏性湿疹       ・ニキビ(ざ瘡)

・ひどい乾性肌      ・毛細血管透過亢進症(赤ら顔)

・皮膚の感受性過剰

【原因】

1、皮膚の感受性(皮膚の五感)が高すぎる

温覚・冷覚・痛覚(痒覚)・圧覚・触覚

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【皮膚感覚点の数】

(1c㎡あたりの平均)

・温点・・・0〜3個    ・冷点・・・6〜23個

・触点・・・約25個(指先は約100個)

・通店・・・100〜200個

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【自由末神経】

痛覚と温度•触覚•圧覚をとらえるセンサーで、皮膚とあらゆる結合組織に

広く分布

【マイスネル小体】

触覚を感知し真皮にある。指先•手のひら•足の裏•唇•瞼などに見られる

【ルフィニ小体】

皮膚に触れ続けた時や引っ張られた時、圧力で反応し、関節の場合は回転

運動で反応

【パチニ小体】

皮膚の奥や膀胱壁•関節や筋肉の近くにあり、振動や圧力の変化に反応する。

【メルケル触小盤】

軽い接触や圧力を捉え、表皮にある。体毛が密集してない皮膚では特に多い

*受動的触覚と能動的触覚があり、これらの情報は体性感覚野で統合され認識

*神経は脳で統括されているため、ストレスや過労で神経過敏の時は肌の知覚神経も過敏に反応する。逆にリラクゼーション状態(安心)では、肌の感受性も穏やかになる。

2、カブレ(接触性皮膚炎)の経験からくる反応

⑴抗原・抗体反応

⑵神経過敏(ストレスの抵抗期)…脳の神経が過敏→知覚神経も過敏

⑶神経疲労(ストレスの疲弊期)…免疫力の低下による

⑷「またカブレルカも…!」というイメージ力(思い込み)が作り出す

身体反応

3、新陳代謝が早すぎる

表皮構造(角質構造)の未熟

4、皮膚が薄い

5、皮膚の乾燥

表皮に細かな傷→神経が集中→刺激を捉えやすい

6、現代人の生活環境

低体温・睡眠不足・運動不足・栄養過多・ストレス過多

 

 



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